毎年行わなければいけない“棚卸”
アルバイトの人海戦術をするにしてもアルバイトを募集するのも大変です。
専門業者もありますが、料金が・・・。棚卸の数字があやふやでは正確な決算も不可能です。



タバコ大(55mm×86mm)くらいのハンディターミナルで、書籍・雑誌のバーコードを読み取るだけです。
読み込みソフト・ハード(H/T)と初期の投資は少々大きくなりますが、専門業へ委託するよりは安くできます。
アルバイトを20名入れることを考えれば、1、2年で元がとれます。



  • (棚卸)専門業者に3年間お願いしました。
      在庫金額にも比例しますが、30~45万円を支払いました。 (当時の価格)
  • アルバイトを20名入れた場合。(ここのところ数年間はそうしていました。)
      時間750円×8時間×20名×2日間(2店舗)=240,000円

以上のように、棚卸経費は決して安くありません。

棚卸にかかる時間は、当然H/Tの台数に反比例します。
決算月が異なるお店どうしならば、H/Tの貸し借りも可能になります。
そういうお店が増えればそれだけお互いに便利になります。




1月末、中間決算時に実際に行い、結果は概ね良好でした。
但し文具などは手入力が必要です。
1台のH/Tに1000冊まで読み込み可能です。
棚別・担当者別に適宜パソコンへ入力します。
H/Tの台数分のアルバイトですみ、正確・短時間・少人数で出来ます。

初期最低必要経費
ソフト99,800円
ハンディターミナル 99,800円(H/T1台)+本体(H/T)実費×台数

大野市“AOZORA”さんでも、パソコン本体を使用したシステムをお持ちです。
興味のある方はお問合せください。



8月1日(水曜日)に国高店を、2日(木曜日)にアルプラザ店を棚卸しました。
国高店の実施状況(売り場100坪、書籍・雑誌・ビデオ・雑貨)在庫は外商の拠点にもなっているため、他店より多少多めかもしれません。


事前に各棚に番号付けを行い、平台・回転塔などにも 番号を割り当てる。
前日の夜には、回転の少ない棚、もしくはストック・バックヤードを 実施しておく。


アルバイトに手順・マニュアルを説明 (7台で実施のため、アルバイト4名・パート3名がH/Tを担当。)
他の人員は、文具・ビデオ・お菓子などの、バーコードの処理されていないものを担当。
9時スタートで、開店10時までに雑誌を終了し、店を開く。
棚卸を終えた棚から、当日の商品を入れ替える。
店を営業したまま、棚卸を行い、3時までに書籍 (バーコードの付いているもの)を終了。
すべてを終わったのが、4時半でした。
最終的に、バーコードの付いているものを数えた冊数は、5万冊でした。
他にバーコードの付いていないもの、文具・ビデオ・お菓子などが加算されます。


事前準備はほぼ同じ。
CD/DVDは単品管理のため棚卸はしない。 (パソコンの在庫をプリントする)
書籍・雑誌70坪を、7名でおこなう。2時半頃に終了。



例年は、アルバイトを20名ほど投入しますが、今年は4名ですみました。
国高店:7.5時間 アルプラザ店:5.5時間の所要時間でした。
13時間×700円×4名=36,400円(総アルバイト費用)

例年は手で計算するために、総在庫の計算に2週間ほど掛かりましたが、今年は一日で終わりました。
アルバイト費用、集計に要する時間、集計の信頼性等を考えると、初期の投資は掛かっても2年程で
採算がとれると思います。
ISBNコードはあるものの、バーコードの無いものが意外と多いです。
版元さんには、すべての書籍にバーコードをつけて欲しいものです。



ISBNコードの2段目だけを読み込むソフトですが、1段目、2段目両方を読み取るソフトも開発しました。
これにより、単品管理が必要なお店も利用できるようになりました。
在庫一覧は、Exccel、テキストで出ます。
現在お勧めのH/Tには、数字キーがついていませんが、数字キーつきのH/Tもあります。(但しH/Tの価格が相当高くなります)
版元さんのように、少品種・多数のような場合には便利かと思います。

別途見積もりいたします。